トピックス

新潟いのちの電話後援会上越支部では、3月13日にリージョンプラザ上越を会場に、弁護士の坪井節子さんを講師に「子どもたちに寄り添って」と題した講演会を開催します。入場は無料。
「いのちの電話」は、不安や孤独に悩んでいる人のための相談窓口。電話相談を通じて、生きる力を失いかけている人たちを支えるボランティア運動です。
1953年にロンドンで始まった運動が日本でも普及し、現在、全国52都市に活動が広がっています。新潟では新潟県では社会福祉法人新潟いのちの電話が1984年から活動を開始。現在、村上、新発田、新潟、長岡、上越の5箇所で電話を開設。訓練を受け認定された電話相談員が365日24時間体制で活動を行っています。

参加を呼びかける有沢さん



 今回の講演会を主催するのは、この「新潟いのちの電話」を資金支援やチャリティーイベントなどの支援を行う後援会の上越支部。
講師の坪井さんは、弁護士として活動する中、犯罪に巻き込まれたり、自傷行為に走る子どもたちと接し、社会福祉法人カリヨン子どもセンターを設立。日本で最初となる子どもたちのためのシェルター(一時避難施設)を開設しています。
「昨年、坪井さんの話を聞く機会があり、感銘を受けました。ぜひ上越の人たちにも話しを聞いてほしいと、今回の講演会を企画しました。」と話すのは後援会の活動を18年間続けている有沢栄一さん。
日本の年間自殺者数は平成10年に3万人を上回り、現在も大きな社会問題となっています。新潟県は、都道府県別の自殺率で毎年上位になるほど自殺者の多い地域。有沢さんは「相談員は自費で専門的な訓練を受け、電話相談にボランティアで対応しています。県でも相談電話の一部料金を負担するなど他県に比べ支援が進んでいるものの運営は大変。多くの方が坪井さんの話を聞いて、いのちを支える活動への理解を深めてもらいたい」と参加を呼びかけます。

地域活動講演会「子どもたちに寄り添って」
講師/坪井節子(弁護士)
日時/3月13日 午後2時から3時30分
会場/リージョンプラザ上越 コンサートホール
入場無料・申込み不要
保育有り/NPO法人マミーズ・ネット 電話025・526・1099 
(6ヶ月以上、3月3日までに要申込み)
問い合わせ/新潟いのちの電話後援会上越支部 電話025-524-5124(有沢製作所総務部)

調査結果について語る川北氏



 「協働の今」を知り、「これからの協働」に役立てる「NPOと行政の協働推進フォーラム」がこのほど新潟ユニゾンプラザ(新潟市)で開催され、行政職員やNPO関係者などおよそ100名が参加しました。主催は新潟県と新潟市、NPO法人新潟NPO協会。共催にIIHOE[人と組織と地球のための国際研究所](以下IIHOE)。
 これは、IIHOEがNPOと自治体の適切な協働環境の基盤整備を目的に、平成16年から行っている「都道府県、主要市におけるNPOとの協働環境に関する調査」の第4回調査(平成21年)の調査報告会を兼ね行われたもの。全国189の自治体を対象に、NPOとの協働環境の整備と活用に関して項目別に点数を付け、比較分析しています。新潟県内では新潟県、新潟市、三条市、長岡市、上越市の5つの自治体が調査対象。
 フォーラムは前半、IIHOE代表の川北秀人から「自治体とNPOとの協働を考える基本的な視点」と題し講演。過去調査との比較も含めて、全国の傾向について解説しました。その後、今回県内の調査を担当したNPO法人新潟NPO協会事務局次長の野澤葉子さんが調査結果について報告しました。
 上越市は調査開始の平成16年調査と比較しても5項目中4項目がマイナス。全国平均と比べても大きく下回る結果となっています。

利用者がボランティアで玄関口をリフォーム



 「森のようちえん『てくてく』」を運営するNPO法人緑とくらしの学校は、園児の増加にともない、上越市滝寺地区に新拠点を開設しました。
 季節や天候を問わず自然環境の中で幼児教育行なう「森の幼稚園」。ドイツや北欧では一般的なまでに普及した保育スタイルが、メディアなどで取り上げられたこともあり、日本でも確実に広がりつつあります。
 この「森の幼稚園」取り組みを上越地域で行うNPO法人緑とくらしの学校。「森のようちえん『てくてく』」では、すでに来年度の園児が定員に達するほどの人気ぶりです。
 これまで園舎と事務所を兼ね、上越市大貫にある小菅江美理事長宅の1階を使用していましたが、園児の増加とともに手狭に。予てより関係者からの紹介があった滝寺地区の一軒家を今年から借り受け、新拠点として事業を展開しています。
 倍以上に広くなった園舎に、こどもたちは「広い廊下もあって、たくさん遊べて楽しい」と満足気な表情。同法人スタッフも「空間が広くなり、冬場の悪天候でも安心してのびのび遊べるようになって、こどもたちも喜んでいます。駐車スペースも広くなって、お父さんお母さんの送り迎えもしやすくなりました」と嬉しそうに話します。
 また同法人では、新拠点への引越しに合わせ、くびき野NPOサポートセンターと協力し、一口千円からの寄付を募っています。寄付は室内活動の充実を図るための本棚やつくえの購入にあてます。寄付の問い合わせはくびき野NPOサポートセンターか同法人まで。

NPO法人緑とくらしの学校
025・523・5166

 くびき野NPOサポートセンターでは、くびき野地域(上越市・妙高市・糸魚川市)を対象に、子どもの体験活動とNPO団体をコーディネートする事業を、県からの委託を受け行っています。
 この事業は、NPO団体が持つ体験プログラムを、授業や子ども会などでの活用を促進し、活動を体験することで地元への愛着意識を高めることが目的。昨年度まで新潟市を中心に行われていた事業を、本年度より県全域事業へ移行しました。県内のNPO中間支援組織(都岐沙羅パートナーズセンター・新潟NPO協会・中越復興市民会議・くびき野NPOサポートセンター)にコーディネーター8人を設置。各地域で活動するNPOと地域活動体験やボランティア活動など、子どもたちの活動をコーディネートしています。
 現在くびき野地域では、コーディネーターがNPO団体をまわり、体験プログラム等をヒアリング。体験プログラムやボランティア活動の情報を発信として、情報紙「はぴねす」を発行し、くびき野地域の各学校へ配布しました。情報紙では、学校での総合学習や職場体験への活用のみでなく、休日に家族や友だちと体験できるプログラムも紹介しています。NPO活動にふれ地域をよりよく知ることで、市民活動への参加につながるようなきっかけを作っていきたいと考えています。また、2月26日に「はぴねす」の第2号と、くびき野地域のNPO団体の体験プログラムや出前講座を掲載した情報冊子を発行します。
 2月26日には、上越市市民プラザにて情報交換会を開催。子どもと地域をつなぐ活動の実例と、学校の授業だけでなく町内での活動にも利用できるプログラムを紹介します。また、講師を交えこれからの子どもと地域の関わりについて話し合います。情報交換会は、教育関係者、NPO団体だけでなく、子どもと地域が関わった活動に関心のある方であればどなたでも参加いただけます。

【情報交換会】
日時:2月26日(金)17時30分~19時30分(17時より受付)
場所:上越市市民プラザ 多目的学習室
講師:NPO法人コドモ・ワカモノまちing代表理事の星野諭さん
事例紹介:NPO法人新潟県災害救援機構、NPO法人日本自然学習実践センター里やま学校
申込:くびき野NPOサポートセンター TEL:025-522-6639 FAX:025-522-6669

NPO法人国際フリースクールICAN主催の『第12回海外スタディ-ツアー』
上越市を拠点にフリースクールを運営しているNPO法人国際フリースクールICANでは、海外スタディーツアーの説明会と参加募集を行います。
第12回目となった海外スタディーツアー。子どもたちの自主性を養う目的から、ホームステイ中の行動計画は、たくさんのメニューの中から子どもたちと決めるのが原則です。同法人副理事長のチャーリー・ストラットンさん(アメリカ合衆国出身)が旅先案内人になり「玄関から玄関まで」同行するので、子どもだけで海外へ行かせるのは不安だと感じる方も安心です。円高の今がチャンス!まずは説明会に来て、ツアーを知ってください。

▼ツアー日程
日程/3月26日から4月4日
行き先/アメリカ合衆国 ネバダ州ヘンダーソン市(ラスベガス郊外)
対象/12才から18才
旅費/28万円

▼ツアー説明会
①1月31日 午後1時から
②2月5日 午後7時から
③2月13日 午後1時から
会場・お問合せはNPO法人国際フリースクールICAN(上越市高土町1‐8‐10 〓025・524・0173)チャーリーまで

上越市で障がい者の支援活動を行うNPO法人りとるらいふが上越市ラーバンセンターを会場に開催したクリスマス会にポニーサンタが登場。集まった参加者を楽しませました。
これはNPO法人あにまるネットワークポニーズが企画している「ポニー出張サービス」によるもの。クリスマス期間中に、サンタクロースにふんしたポニーがイベント会場にクリスマスプレゼントを届けるサービスです。
10月に上越市のボランティアサークル「チーム絆」が障がいのある子どもたちの支援を目的にチャリティーイベント「ジュニアパフォーマンスフェスティバル」を開催。ここで集まった募金を元にくびき野NPOサポートセンターが提案する「くびき野ぐるぐるファンド」を活用したものです。上越地域で障がい者を対象とした事業を行う団体を応援しようと、ポニーズに「ポニー出張サービス」を依頼。出張先をりとるらいふのクリスマス会としました。
当日は、間近で見るポニーに大喜び参加者。一緒に記念写真を撮るなど、ふれあいを楽しんでいました。

通信制高校開校に一役


 上越市を拠点に不登校の子どもへの支援活動をしているNPO法人国際フリースクールI CAN(楡井辰雄理事長)へ、NPO法人イーパーツよりリユースPCが寄贈されました。
 これはNPO法人イーパーツが、国内を拠点に活動している非営利団体を対象にリユースPCを無償で寄贈、情報共有や事務作業の効率化などの情報化支援を目的に行っている事業。協力企業から寄付された中古パソコンを補修・再生し、必要なソフトウェアや周辺機器とともに全国の市民活動団体やNPOに寄贈しています。
 今回寄贈されたNPO法人国際フリースクールI CANでは、様々な理由で学校を中退した子どもたちが社会へ戻る第一歩として学ぶためのコミュニティ ハイスクール(通信制高校)の開校を計画。このプロジェクトに必要不可欠なPCは高額で、かつ台数が必要であることから資金面で高いハードルとなっている物の1つでした。副理事長のチャーリー・ストラットンさんがPC購入のための資金調達で試行錯誤していた時に、イーパーツの第51回リユースPC寄贈事業を知りすぐに応募。このたび5台のリユースPCが寄贈され、コミュニティ ハイスクールの開校準備に向けて大きな役割を果たしました。
 「コミュニティ ハイスクールはI CANの夢です。イーパーツさんのおかげで、子どもたちが社会へ進むための学ぶ時間ができます。本当にありがとう」とチャーリーさん。場所づくりや備品の確保など、まだまだ課題は多く同法人では寄付の呼びかけも行っています。今回の寄贈は、来春の開校へ大きな前進となるプレゼントになりました。
 イーパーツでは今後も非営利団体やボランティア団体、高齢者、障害者団体へのPC寄贈支援を行います。



写真:寄贈されたパソコンに喜ぶチャーリーさん(中央)